【世茂集団格下げ】CXSEは不動産銘柄比率2.6%影響限定的も、政府のテック締め付けがきつい
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中国の不動産業界は引き続き不安定です。先日、中国恒大集団と佳兆業集団が一部債務不履行の格付けとされました。一週間たたず、世茂集団の財務健全性の懸念から、S&Pグローバル・レーティングに、長期格付けを投資適格級から不適格級で最上位の「BB+」に引き下げられました。(ブルームバーグ)
世茂集団は、中国の成約販売ベースで13番目に大きな不動産会社です。オンショア・オフショア債残高は約101億ドルだそうです。
今後注目すべきは、中国恒大集団と同じように、債務の支払い状況です。子会社も含めると、2022年末までに満期が到来する25億ドル相当の社債借り換えか、償還の必要があるそうです。
中国不動産業界の不安定は、今後も続きます。ただ、米国株にとって影響限定的な状況は変わらないと思われます。また、世界の金融システムに対しての影響も限られるとみられます(以下記事ご参照)
ですので、今後も世茂集団の債務支払いに関するニュースは横目で見つつも、投資スタンスを何か変える必要はなさそうです。
CXSEへの影響ですが、構成銘柄に占める不動産企業の割合は、2.68%(ウィズダムツリーHP)ですので、大したことはありません。先月底を打ったかと思いきや、再び下落基調ですが、中国政府によるテック企業締め付けに加え、米国との摩擦で厳しい状況というのが大きそうです(例えばセンスタイムは投資対象リストに追加されました。ブルームバーグ記事)
組み入れ銘柄は、テンセント約12%、アリババ8%などなど、上位はテック企業が占めていますので、米中両方の政府スタンスが変わらない限り、株価にとっては逆風だと思います。そして両政府のスタンスは変わらないでしょうから。。(変える理由ないため)MikeのCXSEは、来年も損益マイナスが続きそうです
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