【CXSE投げ売りの終わり】前日比+20%も楽観視できない
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昨日以下の記事を書きましたが、今日はCXSE暴騰しています。前日比+20%ですね。
【年初来約50%下落】どこまで下がるCXSE - Mikeの投資ブログ
その背景には、中国当局が成長に向けた施策を講じる方針が示されたためだそうです（以下Bloomberg記事ご参照）。タイトルにもありますが、国外での上場もサポートするといっています。
別の記事では、習政権が少なくとも次の5年間の権力基盤を盤石にするため、経済状況も考慮しているとのことです（Bloomberg記事）。この状況に対し、サクソバンク証券のアナリストは、”投げ売り状態の終焉”といっているようです（以下引用）。
“It’s the end of capitulation,” said Peter Garnry, head of equity and quantitative strategy at Saxo Bank. “This confirms that the Chinese government sees healthy and strong equity markets as key for the country going forward. The equity market is totally sentiment driven right now and everyone is looking for an excuse to buy, though the headwinds for Chinese equities are still enormous.”
とはいえ、次の5年間も安泰でいたいというのは、規制強化が進んだ昨年も同様の状況でした。それでも規制強化を進めてきていました。構造的には、データ取り扱いなど、テック企業に対しての懸念は変わっていないと個人的には思います。その結果として、一年間で見ると下記のような下落トレンドです。
これが、今回の方針発表後どこまでもどせるかは、今後の政策次第だと思います。まったく楽観視できないと感じます。
上記方針発表前の記事ですが、JPMorgan証券のアナリストは中国株に対して厳しい見方をしています（Bloomberg記事）。また記事は、ウクライナ侵攻に関連した地政学リスクという一時要因を除いても、コロナによるロックダウン、中国当局規制、エンティティリストや制裁といったリスクに直面している点は今後も継続するので、注意必要との見方です（以下引用）
“We are underweight Chinese equities due to several factors,” said Cesar Perez Ruiz, chief investment officer of Pictet Wealth Management, citing the nation’s zero-Covid policy that’s affecting growth as one of the reasons. “The tech sector will continue to suffer from regulation challenges plus the risk of U.S. delisting and penalization of growth stocks as rates continue to normalize.”
今回は以上です！
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