Mikeの投資ブログ

子育てパパが1億円を貯め、経済的自由を達成するまでをつづります

【30代子持ちFIREついに取材】ブロガー グミさん一家のNewsPicks記事について

NewsPicksで、30代後半のグミさん(妻)とパンさん(夫)一家が純資産1億円を達成し、パンさんがサイドFIREした経緯が取り上げられています(NewsPicks記事)。今回は、その記事の概要と、Mike家への示唆について書きます。

記事内容を要約すると、以下となります。

グミさん一家のFIRE概要

<グミさん一家のプロフィール>

・妻:医療・福祉関係の仕事を育休中で所得200万円。夫:技術職で21年春に退職、個人事業主として働き、所得250万円

・資産株式と債券中心に資産1.2億円。年間支出330万円、首都圏在住、子ども二人(3歳、0歳)。地方の実家近くにUターンする予定

<FIRE目指した理由>

・夫がもともとバフェット好きで学生時代から不労所得生活を模索

・子どもとの時間を一緒に過ごすため、サイドFIREがいい手段と考えた

<投資方針>

・いろいろ試したが、最後米国個別株に行きついた

DINKs(double income no kids:共働き子なし)でお金をためやすい時期に貯めた(株高の幸運あり)。2014年で約2000万円、16年で約4000万円を超え、18年に子どもが生まれた

・貢献が大きい銘柄は、AmazonApple株。アマゾンは取得額300万円で評価額3000万円、アップルは取得額300万円で評価額1500万円(FIRE達成には運も必要と主張)

ポートフォリオは、Amazon 25%、Apple 12%、アメリカン・ウォーター・ワークス6%、Facebook 6% etc、米国長期国債ETF 18%、投資信託10%、現金4%

・FIREでは一般的に年間支出の25倍を投資に回し年利4%運用の「4%ルール」がよく言われるが、子持ちの場合は支出を調整できる範囲が限られるため、投資のリスクを抑え、リターンを割り引いて考えている。具体的には年利3%で33倍の資産額を基準としている(年間生活費が430万円で1.2億円の資産を目指していた)

<投資資金のねん出>

・株高もあるが、圧倒的な投資資金。世帯年収1200万円ほどで経費をひくと所得1000万円ていど。そこから毎年500-600万円の投資*

*投資資金捻出にあたっては日々の節約が重要だが、夫婦で実現するには、「価値観のすり合わせ」が非常に重要

・「価値観すり合わせ」の結果、結婚当初の年400万円支出から300万円に(2人目生まれてからは340万円)。月々の支出は約27.5万円。具体的には、家賃はDINKs時代より月3万円安い場所に居住し、6.7万円。通信費は楽天モバイル活用。保険料は年5800円。格安スーパー活用で食費4万円(外食欲は株主優待券で発散)。健康、医療、衣服・美容、趣味娯楽、交通費は各1万円など(子供服は中古)

Mike家への示唆

そもそもFIRE自体、個人の生き方にものすごく左右されるものだと考えます。ですので、自分に合ったロールモデルを見つけるのは難しいです。また、FIREした人で詳細を公開している事例は多くないため、余計にそう感じます。そのため、そもそも論として、FIRE事例が自身の参考にならないという前提のもと、Mike家にいかに活用できるのかを考えました。

が、端的には総じて「参考にならんやん!(笑)」ということです(記事や対象とされてるグミさん一家が悪いわけでは全くありません。単純に価値観や前提が違いすぎるだけです。念のため)。具体的に今回のグミさん一家とMike家との前提の違いを挙げると、致命的なな点として

DINKs時に4000万円以上達成

・月々の支出27.5万円

があります。

一点目は、子持ちFIREは、子どもを持つ前に資産の土台を作っておけ!というメッセージです。逆説的でとても興味深いです(個人的にこのメッセージは納得感がありとても好きです)。しかし自身のFIREに当てはめて考えてみると、既に子供を持っていて、今から資産の土台を作り上げるフェーズの家庭にとっては絶対まねできないことです(Mike家はDINKs時代散財していたので、そのツケがここにきていますね。言ってみれば自業自得です)。

二点目は支出のレベルが違います。ここは最も価値観(及び体質)が出るので、いい悪いは全くなく、単純にMike家にはあてはめづらいものです。例えばMikeは大食い(下記の過去記事ご参考)なため、食費4万円というのは到底達成できません。

mike2020.hatenablog.com

胃袋を小さくすべく、食べ過ぎに注意はしていますが、限界はあります。量だけでなく、食べる内容としても、例えば肉はできる限り鳥の胸肉を食べることで、ヘルシーかつ低価格を実現しています(しかし限界が来ており、最近はふるさと納税の牛ハラミ、牛タンを駆け込み寺として活用してしまっています・・・)。

また、健康のための支出も1万円は困難です。Mikeだけで月々ジム+ヨガで1.7万円、妻8千円です。Mikeはヘルニアのため、ヨガで予防策を取らず痛くなってから病院に行くと費用がバカにならないので、予防の意味で通っています。こちらはある程度習得したら、スクールに通う頻度を減らし、Youtubeなどの活用に移行し、コスト削減を図っていく方針ですが、まだそのフェーズにありません。このほか、諸所の支出費用感も比較になりません。

ただ一点、Mike家で支出削減に向けた議論のきっかけとなったのが家賃です。Mike家は、義父による子どもサポートを得るべく、義父の近くに住んでいました。しかし、9月で義父が引っ越してしましました(下記の過去記事ご参照)。

mike2020.hatenablog.com

そのため、もう今のマンションに固執する理由はありません。そこで、家賃を下げるべく、違うマンション or 違う街に行くのか、検討するいいタイミングです。その点、さっそく妻と話し、「検討していこう」となっています。

 

以上みてきたように、他者のFIRE事例は、前提の違いから大半の部分がそのまま参考にはなりません。ですが、Mike家における家賃見直しのように、小さな気づきは得られると思います。Mikeも子持ちFIREに向け、まだ資産形成途上ですが、皆さんに気づきを提供できるような記事を書いていきたいと思います。引き続き、よろしくお願いします!

今回は以上です!

昨日は、75人の方にクリックしていただきました!大変励みになります。ありがとうございます!よろしければ、本日も応援ポチお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 

FIRE関連書籍の記事はこちらです。

mike2020.hatenablog.com

mike2020.hatenablog.com

mike2020.hatenablog.com

Mikeの目指すFIREについて

mike2020.hatenablog.com