山崎元さんが「Invest in Kishida」スピーチを深堀

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山崎元さんが、岸田首相の「Invest in Kishida」スピーチを掘り下げている記事がありましたのでご紹介します（Diamond記事）。

まず、海外投資家が主役の日本株式市場を考えると、海外投資家に日本経済を売り込んだことは評価できるとします。

一方、岸田首相の掲げる「新しい資本主義」が、海外投資家からわかりづらかったのでは、と指摘しています。アベノミクスはわかりやすい緩和政策で、海外投資家にも浸透していました。

また、印象的だった点として、NISAに言及があったが、東証の市場再編にまったく言及がなかった点をあげています。つまり、プライム市場は海外投資家視点で魅力向上を目指したもののはずだが、首相自体がアピールにたるものと考えていなかったのでは、と指摘しています。

ただ投資家にとっての安心材料として、金融所得課税の見直しや自社株買いに関する制限措置の検討など、「岸田リスク」につながった点について発言がなかったことがあります。この辺りは、岸田首相が株式投資促進を阻む要素が何かを理解したとしたら、好ましいことだと述べています。

まとめると、スピーチしたこと自体は評価されるが、「新しい資本主義」が分かりづらかった。でも新たに「岸田リスク」につながる発言をしなくなったなど、岸田首相の株式市場に対する理解が深まったならいいね、という感じでした。

今回は以上です！

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