相場荒れたときの対処方法│山崎元さん・水瀬ケンイチさん

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昨日山崎元さんの『超簡単　お金の運用術』をご紹介しました。

本日は、その内容をより分かりやすく、投信ブロガーの水瀬ケンイチさんとともにお伝えしている『ほったらかし投資術』をご紹介します。

本書が水瀬ケンイチさんと共著となっているのは、「読者がより納得・安心してインデックス投資を行うことができるように、インデックス投資をテーマとするブログを運営されている水瀬ケンイチさんを共著者にお迎えした」との背景があるためです。水瀬さんのブログは証券業界も注目する人気ブログなのだそうです。

水瀬さんは、かつて老後資金問題で資産形成が必要と考えて投資をスタートしました。最初は、個別株投資をスタートしたものの、四六時中株のことが気になり、生活に影響が出たことから、インデックス投資家となったそうです。水瀬さんの投資方法は、「毎月インデックスファンドを積み立てて投資をしてあとはほったらかし」にするそうです。加えて「年に1~2回、リレー投資やリバランスを行うくらい」だそうです。

本書は、山崎元さんが理論的な説明をし、水瀬さんが実践してどうか、ということを書かれています。前者は昨日記事でカバーしてるため割愛します。以下では、水瀬さんの説明の中で、「最も力説したい部分」とされている点をご紹介します。それは、心構えです。

「ほったらかし」の投資術においては、ほったらかしの時間で、仕事、家族、趣味などいろいろ人生を楽しむことができます。でも、いざ相場が下落すると、やはり損失が気になってしまいます。水瀬さん自身も、「ITバブル崩壊、りそな・ショック、ライブドア・ショック、リーマン・ショック」などでショックを食らってきたといいます。そこで、心穏やかにするための方法を紹介しています。

・「投資を始めようと思ったきっかけの本を読み返す」

水瀬さんは『ウォール街のランダム・ウォーカー』を改めて読み返すそうです

・米国Yahoo!Financeでダウ平均株価チャートのmax期間を見る

1930年から直近まで見られるので、長期的に分散投資していれば、騰落はあれど右肩上がりになる、と勇気づけられるということです。ポイントとして、日経平均だけを見ないことが重要といいます。

・構成銘柄の企業群に思いをはせる

インデックスだと個別企業をイメージしづらいですが、実際MSCIコクサイ連動だと、上位構成銘柄が執筆当時、エクソンモービル、アップル、マイクロソフト、ネスレetcということでそうそうたる企業です。それをみて、最強企業に投資していることを再認識し、大船に乗った気持ちになるということです

・机の前に大きな世界地図を貼る

地図を見ると、米国の大きさ、ロシアの地下に大量の資源が埋まっている、中国の人口は13億人もいる、といったことで安心感が広がるのだそうです

投資をこれから始める方にとっては、具体的な運用のイメージがより湧きやすく、参考になるのではないでしょうか

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今回は以上です！

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