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【ショック】FIREについて橘玲氏が「バカげている」と指摘したこと

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橘玲氏のFIREに関する記事があるのでご紹介します(参照元)。

橘氏は、FIREをFI(経済的独立)とRE(早期退職)に分けて論じています。FIは、基本的に4%ルールに基づきます。つまり、年間生活費を25倍した金融資産を株式と債券に分散投資することで、30年間それを取り崩しても生活していける確率が95%というものです。生活費が大きくなれば、必要な資産も大きくなりますが、できるだけ早くFIREするには、例えば年間4万ドル(約440万円)として100万ドル(1億1千万円)が目安となったりします。そこに至るまでの過程や、また4%ルールに従う生活は、ミニマリストの考え方と近いものがあると、橘氏は指摘します。また、人生を変えたいが、将来経済的に安心できない、といった若者が、先に富を蓄えるその手法が具体的に示されていることから、若者たちの間でブームになっていると分析します。

一方、REは、「人生設計としてバカげている」といいます。理由は、人的資本が金融資産(富)の源泉なのに、REで人的資本をゼロにしてしまうからです。また、近年ひとを絶望させる要因として、貧困ではなく失業であるとのデータがあるそうです。世界で平均寿命が延びているにもかかわらず、アメリカの中高年の労働者階級だけ、2000年以降平均寿命が短くなっているそうです。この背景を調べた経済学者が、「アルコール、ドラッグ、自殺」が原因と結論付けました。これを「絶望死」といいました。仕事を失い、社会から見捨てられ、自暴自棄になって自殺するようです。これに対し、仕事を通じて地域社会とつながっていれば、たとえ貧しくても、絶望死には至らないのでは、というアメリカの論調があると橘氏は言います。この例から、FIREは貧困ではないものの、頑張って倹約して経済的自由を手に入れたのに、自ら失業者になるような行動はバカげていると橘氏は考えています。現代社会では仕事での成功が確実な自己実現だからだそうです。

橘氏のメッセージは、「FIしても仕事は続けないと、生きがいなくなってしまうよ」ということのようです。橘氏がこの記事で批判的に見ているのは、FIではなくRE(早期退職)でした。ですが、昨今FIREしている人を見ると、完全に仕事をやめている人ばかりではありません。サイドFIREなど、自分のやりたい活動に時間を使う(自己実現含む)人も出てきています。ですので、橘氏の記事で欠けているのは、そうした人達の比率がどの程度かという点だと思います。つまり、FIRE・サイドFIREした人の何%が早期退職して社会的なつながりを持っていないのかを調査した上で、その負の側面を指摘していれば、もう少し納得感があるのではと思います。現状そうでないため、何やらマジョリティでないかもしれない対象を批判的に書いているようにも見えてします。いずれにしても、FIREを目指すうえで注意したい点ということで、ご参考までにご紹介しました。今回は以上です!

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