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【50年勝ち続けたモデル】バフェットの経営手法。気になる後継者プランとは

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ローレンス・Aカニンガム/ステファニー・キューバによる、『バフェット帝国の掟』の内容をご紹介します。

バフェットは、過去50年間、投資で最も重要な3つの単語はmargin of safety(安全域)だと主張してきました。企業価値に対して割安な価格で株式を買うということです。それを経営に当てはめると、「margin of trust(信頼域)」となると本書は述べています。バークシャーは、この信頼域を持ったうえで、分権と自立の原則により、信頼できる経営者にあらゆる判断の権限を与えています。そのようにして、バークシャーは結果を出してきています。本書は、こういったバフェットの経営手法を記しています。内容を以下、かいつまんでご説明します。

・本書タイトルでいう帝国とは、バークシャー・ハサウェイです。そこにおけるシンプルな掟が、仲間に対する信頼だとしています。その信頼を基に、バークシャーをパートナーシップ(複数の個人が共同出資し、共同で事業運営する組織)とみなしています(株式会社という形態をとっているが、経営姿勢はパートナーシップだとバフェットは述べています)

・買収候補の4条件:「シンプルなビジネス」、「安定した収益力」、「堅実な自己資本利益率」、「信頼できる経営陣が舵を取っていること」

・買収後は経営陣に全権限を与え、親会社の人材を介入させることなく経営を任せる分権化モデル

・ただし、一部の人を信頼しすぎ、失敗するという課題がある。また、コンサルやアドバイザリーを信頼しないことによるリスクもある(M&Aにおけるデューデリジェンスで、一般的なプロセスを踏んでいれば見抜けた欠陥を見落とす)。つまり、他者への信頼と自立のバランスをうまく探り続けることが必要

・後継者プランは、バフェットの役割の多彩さ(CEO,取締役会長、最高投資責任者、支配株主)から非常に難しくなっている。ただ、複数者による後継を計画しています。

・信頼を裏切った人に対し、バフェットは容赦なく処分する(2011年バークシャー幹部のソコルによる不正は、些細な株式売買に絡むテクニカルなものだったが、実質的な解任を見せしめ的に行った)

投資の神様バフェットが運営する会社であるため、バークシャーは、投資対象として一見魅力的な企業に聞こえるかもしれません。しかし以下の観点からは、リスク高いのではと感じてしまいます。

・上記のM&Aにおけるお粗末さ(単純な欠陥を見落とす)

・後継者プランの難しさ

ちなみに、後継者プランはいかと記されています

・投資運用は、トッド・クームズと、テッド・ウェシュラーを含む何人かのポートフォリオマネージャーが担う予定

・経営に関しては、傘下の子会社の経営者の中から選ばれる

2018年には、アジット・ジェインとグレッグ・アベルが取締役に任命されました。保険業と保険以外を統括する副会長に、それぞれ指名されました

・会長の役割は、バフェットの息子ハワードを会長にすることを示唆

以上、バークシャーを投資対象にしようか考えている方、バークシャーの経営手法や後継プランなどに関心ある方は、手に取ってみてはいかがでしょうか

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