Mikeの投資ブログ

子育てパパが1億円を貯め、経済的自由を達成するまでをつづります

【CXSE】恒大集団「見殺し」の論調散見。CXSE買いのタイミングは

以前、中国恒大集団の債務リスクについて、共産党政府が金融・経済全体への影響を抑えるため、破綻させないのではといった見方も多数ありました。ただ最近は、「見殺しにするのでは」といった見方も記事も増えているような印象です。例えば、

朝日新聞大和総研主席研究員のコメントも引用し

「中国の指導部は、これまで不動産バブルを抑えようと規制を強化してきた。斎藤氏は『金融危機が起きないことを前提に、不健全な企業には責任をとらせるのではないか』とみる。」(参照元

・JBPress:産経新聞中国特派員だったジャーナリストの記事(参照元

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 恒大集団のデフォルト危機に最終的にどう決着をくのかは、いくつかのシナリオが巷で流れている。

 当初は、やはり最終的には国家が救済してデフォルトを回避する可能性を予測する声もあった。

 中国の国有4大資産管理会社の1社である「華融資産管理」は、恒大集団と並ぶ巨大負債金融企業としてデフォルト寸前までいった。だが結局今年8月に、国有金融大手「中国中信集団」を通じた増資で破綻を回避した。国有銀行の不良債権の受け皿として作られた華融を破綻させてしまうと金融システミックリスクを引き起こすと心配されたからだった。

   だが恒大集団は民営企業であり、この8~9月の中国の動きをみると、華融式の救済はないであろう、とみられている。一部では、破産再編に向けた委員会設立が模索されているという情報も流れており、広東省当局が編制した再編チームが恒大集団に派遣され、財務状況の調査を進めている、という。

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・岩井コスモス証券:第260回「中国のリーマンと呼ばれる恒大集団がデフォルトのリスクに直面!?」石原順氏(参照元 

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果たして中国政府は中国恒大集団を救済するのかどうかわからないが、市場関係者からは「『大きすぎて潰せない』という考え方は弱まっている」との指摘もある。しかし、3000億ドルとも言われる負債はリーマンに比べて桁違いに大きい。巨大なショックが襲ってきたとき、ソロスの指摘する通り、投資家は無礼な目覚めに直面することになるのだろうか

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上記記事では、資産家ジョージ・ソロス氏のコメントとして、「習近平は、経済の現実と衝突した。彼の民間企業に対する取り締まりは、経済に大きな打撃を与えてきた。最も脆弱なセクターは不動産、特に住宅である。中国は過去20年間、長期にわたる不動産ブームを享受してきたが、それは今や終わりに近づいている」記事内で触れ、投資家が痛い目に合うのではと警鐘を鳴らしています。

 

以上いくつかの記事を見てきましたが、結局どちらに転ぶかは素人にはわかりません。現在、中国政府が中国恒大集団の経営危機が金融不安に与える影響を見極めている状況かと思います。ですので、中国経済全般への影響が万が一出るリスクを考え(下記記事参照)、少なくとも今CXSEの買い増しは控えた方がいいと考えています

mike2020.hatenablog.com

ご参考までに、CXSEのリスクに関する記事はこちらです

mike2020.hatenablog.com

mike2020.hatenablog.com

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