Mikeの投資ブログ

子育てパパが1億円を貯め、経済的自由を達成するまでをつづります

【グロース株ETF比較】米国ハイテクETFおすすめ銘柄【VUG, SPYG, MGK, VONG, VGT, VOOG, XLK, QQQ】

先日記事で触れた米国グロース株ETF・ハイテク株ETFの比較検討を行います。

mike2020.hatenablog.com

対象とするのは、有名どころのVUG/SPYG/MGK/VONG/VGT/VOOG/XLK/QQQです。結論的には構成銘柄や経費率、配当利回り、過去トータルリターンなど考慮した上で「好みで選ぶ」としか言えません。ただ、それでは示唆がないので、個人的に有望と考える銘柄をピックアップし、評価とあわせて、どういった志向性の方にはどれがおすすめなのかをまとめました(MikeはSPYG)

f:id:Mike2020:20210821045218p:plain

Bloomberg、Vanguard、State Street Global Advisor、Invesco HPを基に作成(8/3時点)

・SPYG(◎):広く分散したいし、経費率は最小にしたい。配当利回りはそこそこあればOKな人におすすめ(SPYG志向の人は、VUG、MGK、VOOGよりこちら)

- VUGと類似しているが、配当利回りはSPYG0.65% vs VUG0.51%

-MGKとも類似しているが、配当利回りはSPYG0.65% vs MGK0.44%。経費率SPYG0.04% vs MGK0.07%。ポートフォリオに占めるGAFAM比率は44.7%と今回比較したETFの中で最高。GAFAMへの成長期待に賭けたい人は、MGKの方がリターン見込める

-VOOGだと、S&P500テクノロジー企業からえりすぐりのものをポートフォリオに織り込むが、それだけで経費率0.1%、配当利回りはSPYGに劣る0.53%。そのためVOOG買うくらいなら、SPYGの方がベター

・VONG(〇):大型グロース株にできる限り広く分散したい人。配当利回りそこそこでOKな人

-SPYGは銘柄数240だが、VONGは501でさらに分散。ポートフォリオに占めるGAFAM比率36.8%と低め(SPYG41.6%、MGK44.7%)

・VGT(△):情報技術セクターのみで広く分散したいが、AmazonGoogleFacebook含まなくてもOKな人。配当利回りそこそこ、経費率は少し高くともOKな人向け(XLKも似てるが、経費率高くても配当利回り高い方が好みなら、XLKの方がベター)

-VGTは、AmazonGoogleFacebookは入っていない(情報技術セクターのみのため)ため、GAFAM全部買いたい人には向かない。SPYGやVONGなどは、生活必需品セクターなどもあるが、VGTはない。そのためハイテク下げ相場でのあおりを受けやすい面あり。たただ構成銘柄では、ソフトウェア系企業比率約3割で、将来性は悪くなさそう

-上位10社の全体に占める割合が57%と高い。GAFAMは36%だが、NVIDIA、VISA、Mastercard、AdobeIntelSalesforcePaypalなどが上位10社に入る。そのため、それら企業による成長けん引に期待するなら、傾斜が高いVGTはあり

-XLKも上位10社が似ており、AmazonGoogleFacebookがない銘柄。VGTよりAppleMicrosoftへの傾斜が強いのが違い。それが好みの人はXLK(Apple Microsoftの比率は、VGT 36%、XLK43%)

・QQQ(△):経費率高くとも、配当利回りイマイチでも、インベスコのポートフォリオに賭けたい人(SPYGと構成銘柄上位10社が同様だが、SPYGより10社への傾斜が強い。また構成銘柄数が半分以下)

-SPYGと上位10社の構成銘柄同じだが、10社の占める割合がQQQの方が高い(QQQ 52.4% vs SPYG 49.8%)。VGTに次ぐレベル(VGT 57%、QQQ 52%)

-ハイテク以外にも、生活必需品セクターなども織り込んでおり、VGTよりはボラティリティ小さいかもしれない             

-構成銘柄数は102社と少ない(SPYG 240社)

-経費率が0.2%と、SPYGの5倍(100万円投資したら、SPYG400円だがQQQ2000円とられる)と高い(下記表ご参照)

-配当利回り0.44%で、MGKと同様に低い。これは他ETFと比べ最低水準

f:id:Mike2020:20210821045415p:plain

Bloomberg、Vanguard、State Street Global Advisor、Invesco HPを基に作成(8/3時点)

ちなみに、過去トータルリターンは将来を保証しないです。だからこそ、経費率と配当利回り、将来キャピタルゲインをもたらす構成銘柄かの検討をする必要があると思います。各ETFの銘柄構成等見る際は、下記リンクご参照ください。

・VUG:バンガードHP該当箇所

・SPYG:ステートストリートHP該当箇所

・MGK:バンガードHP該当箇所

・VONG:バンガードHP該当箇所

・VGT:バンガードHP該当箇所

・VOOG:バンガードHP該当箇所

・XLK:ステートストリートHP該当箇所

・QQQ:インベスコHP該当箇所

何かフィードバックやご質問あれば気軽にいただければと思います!今回は以上です!

昨日は、40人の方にクリックしていただきました!大変励みになります。ありがとうございます!よろしければ、本日も応援ポチお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

このエントリーをはてなブックマークに追加