【ナスダック上昇いつまで?】グロース株と長期金利の関係
ナスダックは最近、連日の最高値更新となっていました。まだ現在も高値圏で推移しています。
これ以上続くのでしょうか。長期金利の動向も含めて注視する必要があります。
ナスダックはハイテク株比率が高く、ハイテク/グロース株は金利上昇局面で売られやすいです。というのも、グロース株は株価を一株当たり利益で割ったPER(株価収益率)が高く、PERの逆数である益利回り*が低いためです。金利上昇局面では、高PERのグロース株は、金利と比較した益利回りが低いため、投資対象としての魅力が下がります。そのため、売られやすくなります(わかりやすい解説は、岡三証券記事「米金利上昇でハイテク株の下げが大きいのはなぜ?」ご参照ください)
実際、今年の2月はその状況でした。
*一株当たりの利益を株価で割った値。値が大きいほど割安。
一方、現在は長期金利が下降トレンドですので、これが続く限りは、まだしばらくナスダックは大丈夫そうです。ただ、結局その”しばらく”っていつなの?”ということが問題となります。そこについては、景気サイクルと金利の関係については、やさしく説明された『金利を見れば投資はうまくいく』を読むと、ヒントがあると思います。こちらの解説記事もご参照ください
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