【vs妻】上半期の実現損益勝負【2021/1H】
先日、妻から実現損益の勝負を挑まれました(詳細は下記ご参照)
実現損益は、今年1-6月末までの売却益、および配当金額の合計(税引き後)として勝負した結果、、、
・Mike:200,072円
・妻:771,663円
でした。Mikeは圧倒的に負けています。。。
それはなぜか。理由は、第一に投資方針にあります。第二に、運用額の差があります。第三に、妻の育休があります、、、などといっても言い訳に聞こえると思いますので、やめておきます。
ここでは、何故、運用額1,000万円ながら、半年で77万円(利回り7.7%)も実現損益を増やせたのか、その理由に迫ります(プロが運用する投資信託の年利が約5%とされるので、うちのファンドマネージャーはプロをアウトパフォームしています)
理由1:ETFをスイングトレード
実現損益に寄与した主な要因として、ETFのスイングトレード*があります。
*スイングトレードとは、2、3日から数週間の短期間で売買を完結させるトレード手法
スイングトレードの中身の前に、まず妻の実現損益の内訳を整理します。内訳は、ETFが約半分、次いでビットコイン(BTC)が26%を占めています*
*その他にもこまごまとしたETFや個別株も入ってますが、額が小さいので、集計の簡素化のため詳細省きます
個別株ではなく、ETFが中心なのがポイントです。一部レバレッジETFも活用していましたが、全体としては限られた額でした。スイングトレードは、個別株よりもETFでやることで、リスクは一定程度抑えられると考えられます。
一般に、「スイングトレードは手数料や税金が無駄だからやらないほうがいい」といわれます。しかし、バフェット並の資産を持ってるわけではない小市民にとって、放っておくだけでは、資産増加のスピードには限界があります。そこで、運用額が1,000万円なのであれば、限られた資産をできる限り回転させるというのは、手数料・税金を払ってでも理にかなっていると思います。
ちなみに、妻は上半期育休中でした。ですので、日中の時間があったとも言えますが、話を聞くと、「週末に3%程度の利益で確定するよう仕込んで、後は放っておいた」とのことです。そのため、日中仕事がある人でもできると思います。
ただし、この手法は、相場が右肩上がりの今だから実現できた手法であり、相場が下がっていく局面では成り立たない点は留意が必要でしょう。
ETFの中身は、S&P500や日経、Nasdaqに連動する定番のETFが中心です。
参考までに、損益額上位10銘柄は以下です(円貨)
No | 銘柄名 | 損益額(売却 or 配当) |
1 | ISS&P500米国株 | 48,152 |
2 | NF商社卸売T17 | 40,660 |
3 | iシェアーズ・コア225 | 27,906 |
4 | SPDR S&P 500 ETF トラスト | 26,860 |
5 | NF日経レバレッジETF | 25,475 |
6 | Iシェアーズ・コアJリート | 23,551 |
7 | バンガード S&P 500 ETF | 20,428 |
8 | コカ-コーラ | 18,384 |
9 | NEXTFUNDS NASDAQ-100(R)連動型上場投信 | 16,600 |
10 | <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド | 15,289 |
理由2:ビットコインを定期積立
次に、ビットコインです。
ビットコインは、(本格的には)昨年から毎月5万円積み立てていました。それを暴落前の段階で一部売却したということでした。この点、暴落時期を読んでいたわけではないので、運もあると感じました。ただ、少額で一定期間積み立てることで、できるだけリスクを抑える手法を取っています。また、運用資産の約5%以下にコントロールされているとみられます。
ちなみにMikeは、ビットコインに対して長らく懐疑的でした。理由は、「ビットコインはいずれ価値がなくなる」などの言説(ジムロジャースなど)が気になっていたためです。しかし、大手金融機関のビットコイン参入のニュースを受け、やっと3月頃に参入しました。そのため、妻に比べ参入がだいぶ遅れました。いずれにせよ、Mikeは短期で売却するつもりはないので、実現損益に寄与しません。そのため、今回の勝負には影響しなかったでしょう。ただ資産運用の観点では、妻の一定のリスクを取るやり方は、限られた運用額では重要と考えられます。つまり
・限られた運用額だからこそ、高いリターンをもたらす可能性のある投資対象が必要
・できる限りリスクを抑え、規律をもってポートフォリオに組み込む
ことです。
まとめ
運用額1,000万円で、半年で実現損益77万円をたたき出すには、ETFのスイングトレードとビットコインの積立投資がポイントでした。これは、運用資産額が限られている中で、短期で結果を出していこうとする人に参考になると思います。
もともと今回の勝負は、年間の合計損益で「勝った方が好きなものを買える」ということでした。しかしMikeとしては、Mike家ファンドマネージャーの投資手法を学べた点で、勝負には負けても、有意義な戦いになっている、と感じております(勝負をあきらめています)
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