【高配当】ポートフォリオの組み換えを検討
先日のブログで、投資目標として「2045年までに無理せず1億円貯める」と書きました。そこでの目下の課題は、年間配当利回り3%を実現するためのポートフォリオの見直しでした。そこで今回は、現在のポートフォリオを眺め、どのような見直しを行うべきか考えました。
結論的には、
・今からポートフォリオを組み換えても、配当金を大幅に高められそうにない(15万円が20万円といったレベル)*
*ドラスティックに売却・買付を行えばできるのかもしれませんが、私はリスクを負わず無理なく、というスタンス
・そのため、来年以降の高配当獲得に向け、徐々にポートフォリオを組み替えていく。今回はその第一歩として、高配当株の積立を開始、といったレベルにとどめる
・現状候補は、アルトリア(MO)、アッヴィ(ABBV)、エクソンモービル(XOM)、ユニバーサル(UVV)、コカ・コーラ(KO)、キンバリー・クラーク(KIMB)
従来の計画では、現在の保有資産約750万円に対して、毎月約47万円を、以下のように積み立て、1,000万円超とする想定でした。それによる年間配当は約15万円です*
*積立買付なので、権利落日を過ぎている場合は15万円に届かない
47万円の毎月の購入は、以下の銘柄を想定していました。
主に、P&Gやジョンソン・アンド・ジョンソン、3M、Visaなど、将来安定成長が見込めるコア銘柄を中心に投資する計画でした。
従来はこれにより、12月段階で1,000万円の構成比が、以下のようになる想定でした。
主に、ETF(青)と日本株(グレー)の比率を減らし、上記のコア銘柄を増やす形です。
それに対して今回新たに検討しているのが、積立銘柄の中に高配当株を新たに組み入れ、12月時点で1,000万円超の資産とし、年間配当約20万円を目指すというものです。
この計画だと、配当利回りの観点から、連続増配株だが利回りが低いアメリカンステーツ・ウォーター(AWR)や、Visa(V)、ランカスター・コロニー(LANC)は、47万円の毎月の積立から除く形です。
一方で、高配当銘柄のアルトリア(MO)、アッヴィ(ABBV)、エクソンモービル(XOM)、ユニバーサル(UVV)、コカ・コーラ(KO)、キンバリー・クラーク(KIMB)などを、毎月6口ずつ程度購入するという方針です。
その場合、12月のポートフォリオ構成銘柄は、以下となります。投資信託と日本株の比率を下げるのは従来計画と同様ですが、新たに組み入れた銘柄が2~3パーセント入る形になります。
ちなみに、セクター別の比率を見ると、インデックス型のETFに次いで、消費安定株(グレー、23%)、ヘルスケア(水色、9%)などが中心となり、今後のテーパリング議論の影響下でも、リターンが安定するのではと考えます。
ただ上記はあくまでシュミレーションであり、実行に際しては以下が不確実な要素と考えます。
1)新規組み入れ銘柄が割高のまま年内推移した場合、買付口数がゼロ or 小さくなる(→年間配当目標に未達)
2)コア銘柄のジョンソン・アンド・ジョンソン、P&Gなどが割安となった場合は積極買付するので、新規組み入れ銘柄の買付額が相対的に割高な場合は、新規銘柄の買い付け口数が減少(→年間配当目標に未達)
3)逆に、コア銘柄より新規組み入れ銘柄が相対的に割安となった場合、新規銘柄の買い付け口数が計画より上振れ(→年間配当より上振れ)
4)タバコ銘柄のアルトリアやユニバーサル、石油銘柄のエクソンモービルは、コア銘柄ほど長期保有できない可能性(ESGトレンド等の影響など)があるため、今後要検討(→年間配当目標に未達)
今後は、まず4)の検討を進めていきます。今年の夏には、テーパーリング議論次第で調整局面が再び訪れると予想しています(参照)。ですので、そのタイミングでポートフォリオの組み換えができるよう、今から準備していきたいと思います。
今回は以上です!
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