【インフレ懸念】ハイテク株下落。今後は5/12発表の米消費者物価指数に注目
米株は昨日に続いて、5/11も下落しました。特にハイテク株・グロース株が下落しました。アップルは一時3.21%安まで下落、テスラは5.30%安まで下落しました。午後の取引で買戻しが入りましたが、ナスダックは0.09%安で終了しました。ダウ平均は-1.36%、S&Pは-0.87%でした。
主な下落要因は、インフレ懸念です。
今後10年のインフレ率は、平均2.5%で推移するとみられます。
米国債と物価連動債(TIPS)の利回り差であるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が11日、10年物 2.539%となりました。つまり、今後10年のインフレ率が平均2.5%で推移する見通しということです(参照元)
米株はここ数日、インフレ懸念で続落していますが、本日発表の消費者物価指数(CPI)次第では、このトレンドが続きそうです。もしCPIが急上昇するようなことがあれば、懸念されていたテーパリング*や利上げ観測が強まる可能性があります。そうすると、ハイテク株が売られ、バリュー株が買われる流れが加速するかもしれません。
*量的緩和の段階的縮小
緩和縮小の見通しについては、下記記事もご参照ください
もし少しでも参考になりましたら、応援ポチ押していただけますと、大変励みになります!よろしくお願いします!