配当・評価損益考えるとVOOが結局一番よかった【2021/10 配当】
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10月の配当金は、9,132円でした。内訳は以下でした。
・米国株式:8,958円
・国内株式:0円
・投資信託:174円
今年の推移は以下です。今年前半は資産を積み上げている段階でしたので、5月まではほぼないですが、その後は増えています。
今回受領した銘柄には、高配当株のグラクソスミスクライン(4.8%)やメルク(3.1%)もありますが、S&P500 ETF(VOO:1.2%)が保有金額も多いため、配当金額も最大となっています。しかも評価損益安定しているので、今後もS&P500 ETFは着実に積み立てていきたいです。下手な日本株より断然いいですね
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【資産公開】11月半ばの資産残高を公開します
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11月半ばすぎましたので、資産状況アップデートします。
14,070,737円でした。先月から約20万円の増加です。理由は買付米国株の市況回復です
・前月比:+199,239円
・評価損益:+737,173円
・損益率:+5%
最近、仕事が忙しく、ブログをかけていませんでした。投資も、投資信託の定期買付以外は何もアクション取っていませんでした。それでも、資産レポートを見ると資産が増えていくって、改めてすごいと感じました。何もしてないですからね。。これはやらないと損!
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ご参考までに、投資関連の書評記事も書いています
【資産公開】10月末の資産残高を公開します【2021/10】
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10月が終わりましたので、資産状況アップデートします。
13,949,466円でした。先月から約7万円の増加です。理由は米国株の市況回復と円安です。
・10月末:13,949,466円(9月末:13,871,498円)
・前月比:+77,968円
・評価損益:+685,053円
・損益率:+5%
先月買付過ぎた結果(以下記事参照)、10月には買付余力が枯渇していました。
そのため、9月よりさらに下げた10月の買い付けはできませんでした。この反省から、今年の残り期間は、節約から創出できるわずかな入金力を、11・12月とちゃんと分散させて購入することにします。
ちなみに、もっとも損益に貢献している銘柄は以下です(ドル)
最も足を引っ張っている銘柄は以下です。ピジョンとは長いお付き合いになりそうです笑 日本株興味ない方もいるかもしれませんので、その他だとCXSEです。こちらも当面お付き合いが続くと覚悟しています
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ご参考までに、投資関連の書評記事も書いています
【グロース株ETF】AIQがイマイチな3つの理由。それならSPYGの方がおすすめ【比較】
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AIQ(グローバルX AI&ビッグデータ ETF)は楽天証券では買付手数料が無料のため、あまり構成銘柄注視せずに買う方もいるのではないでしょうか。Mikeは上位銘柄しか見ていませんでしたが、最近のパフォーマンス不振*で構成銘柄をちゃんと見ました。
*以下年初来のリターンはAIQが青、SPYGが水色、SP500が紫。AIQはSP500をアンダーパフォームしています
結果、SPYGに鞍替えしたほうがいいじゃん!という結論に達しました。理由は、1)AIQの中国株比率、2)AIQのセンスのなさ、3)SPYGの分散性です。
1)AIQの中国株比率
AIQは、中国株比率が9.2%あります(GlobalX)。一方、SPYGはS&P500銘柄から選定しているので、中国株はゼロです。アンダーパフォームの理由でもありますが、今年に入って中国テック株は、政府規制強化により不調です。具体的なAIQの組み入れ銘柄は以下です。
・Meituan 3.0%
・Tencent 2.7%
・Alibaba 2.4%
・Baidu 0.9%
・ZTE 0.2%
長期で見れば、盛り返すのかもしれません。しかし、当面は習近平政権下の政府規制による株価低迷が想定される中、中期的にもあえてこれら組み入れた銘柄を保有する必要があるのか疑問です。もちろん、ETFのテーマがAI&ビッグデータ系企業で、上記銘柄入れるのは妥当だと思います。でも、今からあえて買い増しする資金があるのであれば、あえてここに張らなくてもよいのでは、と思います。
ちなみに、MikeはCXSEですでに十分中国株の痛手を被っているので、AIQを買い増すようなつもりはありません。むしろ売却タイミングをうかがっています。
2)AIQのセンスのなさ
もう一つのアンダーパフォーム理由として、GAFAM比率とテスラがあります。AIがテーマなのに、AIQのGAFAM構成比率は14.8%です。一方、SPYGは40.6%です。AIQはそれ以外の銘柄にも振り分けているためで、致し方ないところもあるかもしれません。ただ、よく見るとGAFAM比率下げてまで入れる銘柄?というものが散見されます。例えば、
・SK Hynix 1.2%
・Thomson Reuters 1.1%
・ファナック 0.8%
など。
また、誤差の範囲ではありますが、日本企業でフジクラ(0.3%)と東芝(0.3%)が入っているのはなぜなのでしょう。。。「塵も積もれば山となる」わけで、その分なぜGAFAMに寄せないのか。そもそもAI企業なのにテスラをなぜ入れていないのか。など、個人的にはセンスを疑う選定とも感じています(テスラは、SPYGだと構成比3.9%で、組み入れ比率上位8位)。
3)SPYGの分散性
組み入れ銘柄数を見ると、AIQは87銘柄ですが、SPYGは244です。銘柄数のリスク分散という意味では、SPYGの方がベターです。ただ、SPYGはコカ・コーラやマクドナルドなど、グロース?という銘柄もあります*。しかし、組み入れられてるのがハイリターンな優良銘柄であり、そもそもGAFAMで40%、それにテスラやNVIDIA、Adobeなど加えて上位10社で50%です。それにより、S&P500をアウトパフォームしているので、SPYGの方が安心してS&P500アウトパフォームのために賭けられるのではないでしょうか。
*運用会社が定めたグロース特性(売上高成長率、株価収益率、株価モメンタムで判断)に基づいて銘柄選択されています(State Street Global Advisors)
以上のように、買付手数料無料で気軽に買えるものの、中国株不振のあおりを受けやすく、また優良AI企業への傾斜が強いわけではなく、さらに銘柄の分散度が低いAIQは、中期的に見て積み立てて買うほどの銘柄なのか疑問です。Mikeはタイミングを見て売却することを考えています。その分SPYGの買い増し資金にしようと考えています。なぜグロース株ETFの中でSPYGかは以下の記事ご参照ください
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CXSEや中国の動向については以下もご参考まで
【配当利回り5%】グラクソスミスクライン株価4%上昇。直近決算好調【GSK:21Q3】
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グラクソスミスクラインの株価が約4%近く上げました。5日間でみると6%以上上げています。
27日の決算が好調だったからでしょうか。決算概要は以下でした。
・売上高:予想8.7Bポンド vs 結果9.1Bポンド
・調整後EPS:予想 24.4ポンド vs 結果36.6ポンド
・2021年通期EPS:2-4%減に上方修正(以前はmid to high single digit パーセント減)
売上増の内訳は、医薬品+10%の4.4Bポンド、ワクチン+13%の2.2Bポンド、大衆向け+8%の2.5Bでした。特にワクチンは、帯状疱疹ワクチン(Shingrix)の売上が41%増の502milポンドでした。また、喘息の吸入器Trelegyは68%増の326milポンドでした。通期見通しは、これらの好業績に加え継続的なコストコントロールにより、上方修正したそうです。
とはいえ、ヘルスケア大手の株価は年初来12.7%に対し、グラクソスミスクラインは9.8%にとどまります(Zacks記事)。過去から株価は低調で推移しており、CEOは株主からはプレッシャーを受けている模様です(ブルームバーグ記事)。それもあってか会社側は、今後2022年には売上・利益ともにさらに改善するとは言っていますが、どの程度実現できるのかは注視していきたいと思います
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【年末アノマリー】米国株は過去30年、年末高が多い
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10月は調整の月でした。『トム・ソーヤの冒険』著者である作家マーク・トウェインは投資好きだったようで、その経験から、以下のような言葉を残しています(JBPress記事).
October. This is one of the peculiarly dangerous months to speculate in stocks. The others are July, January, September, April, November, May, March, June, December, August, and February
「10月というのは、株式市場で賭けをするのに特に危険な月です。他に危険な月は、7月、1月、9月、4月、11月、5月、3月、6月、12月、8月、それと2月です」
なるほどという感じです(笑)。
とはいえまじめに季節性を見ると、米国株は過去30年、年末高となることが多いようです(楽天証券記事)。
この辺りはいろんなところで言及されていると思いますので、詳細はリンクの楽天証券記事などをご覧いただければと思います。
以降、話はそれますが、冒頭のマーク・トウェインの言葉を知ったきっかけをご紹介します。
Mikeは下記の書籍で知りました。藤沢数希『なぜ投資のプロはサルに負けるのか』。
著者は、欧米の研究機関で計算科学の博士合を取り、大学院で教鞭をとったあと、外資系投資銀行に移り、金融工学を駆使した計量モデルの開発を行っている方です。
タイトルからお察しされるように、内容自体は「ファイナンス理論からインデックス投資が最も合理的」というものであり、真新しさはありません。ただ著者バックグラウンドから、投資やファイナンスの知識がない方にもかみ砕いて説明されています。そのため、これから投資を考えたいという方にとっては、身近でわかりやすい事例を多数用いた説明ゆえ、理解が進むことと思います。
ちなみに、Mikeがなるほどと思ったのは、インデックス・ファンドのパッシブ運用の方が有利なのに、なぜアクティブ運用がなくならないのかの説明です。これは、心理学でいう強い「オーバーコンフィデンス・バイアス」(自信過剰による診断の偏り)があるそうです。多数の心理学の実証実験で、アメリカ人の9割が平均よりも自身が賢いと信じていることが証明されているそうです。また、専門家の方がオーバーコンフィデンス・バイアスが強いそうです。実際に投資の世界でも、多くのファンドマネージャーやアナリストが、自分たちを優秀だと思っており、マーケットを負かせると思っているようです。このような人間のある意味普遍的なバイアスにより、たとえアクティブ・ファンドがアンダーパフォームし続けても、人気が衰えることはないということです。
ほかにも、なるほどと思う部分はあると思いますので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか
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【評価額6兆円以上】グラクソスミスクライン(GSK)の大衆薬部門売却の評価額
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グラクソスミスクライン(GSK)は過去5年株価横這いでぱっとしないながら、配当利回り5%超で、配当収入目当てでは悪くない銘柄です。
株価低調の理由の一つに、グラクソスミスクラインの新薬開発力があるのですが、それを改善すべく、現在大衆薬を分社化する計画を進めています。これは、アクティビスト投資家からの圧力に対応するためです。分社化は、来年2022年半ばに行うべく準備を進めているようです(ブルームバーグ記事)
買収候補は大手PEファンドで、アドベント・インターナショナル、CVCキャピタル・パートナーズ、KKR、ブラックストーン、カーライル・グループ、ペルミラなどがあがっているようです。
大衆薬には、鎮痛剤の「パナドール」、ビタミン剤「セントラム」などのブランドがあります。日本ではそんなに有名ではないと思いますが、一定のブランド力があるようです。例えば、パナドールは80の国で販売されており、鎮痛剤市場でのシェアは豪州で38%@2019(参照元)、マレーシア90%@2016(参照元)、インド25%@2018(参照元)などなど。
そのため、評価額は400億ポンド(6兆2000億円)に上ることもあると関係者が述べています。ちなみに6兆円というのは、世界の製薬会社の研究開発投資規模からすると、1年分賄えるかというくらいです。
ですので、分社化すれば一過性のキャッシュインはありますが、当然ながら本質的な新薬開発体制の構築に向けた資源集中がポイントです。それによって、将来の収益向上を見込んだ株価上昇も実現できるかもしれません。
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グラクソスミスクラインの銘柄分析記事はこちらです
そのほか、投資関連の定番書籍では、以下の書評も書いています